不平等性の主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:55 UTC 版)
協定の改定を求める日本の人々は、日米地位協定が不平等であると主張している。同じ第二次世界大戦敗戦国のイタリア共和国、ドイツ連邦共和国が冷戦後に大使館の土地以外の管理権があるのに対して日米地位協定は1960年以来、運用改善のみで一言一句改定されていない。 全国知事会は、2018年夏、米軍が管制する広大な横田空域の返還が進まない問題が山積されており抜本見直しを提言した。地方議会でも同趣旨の意見書可決が相次ぐ。 外務省の日米地位協定合意議事録は2000年代初頭まで公表されず、2019年現在も一般国民の目に届いていない議事録の運用こそが米軍基地をめぐる問題の根底にある。 翁長雄志沖縄県知事は 「日米地位協定の下では日本国の独立は神話であると思いませんか」と主張した 不平等条約が解除されない要因
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