三浦DSW
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:38 UTC 版)
「京急油壺マリンパーク」の記事における「三浦DSW」の解説
京急は、2001年(平成13年)3月に海洋深層水の給水などを行う初の民間企業「三浦ディーエスダブリュ」を油壺マリンパーク子会社として設立した。採水地が東京から近く輸送に優位な点をアピールし、「三浦海洋深層水」というブランド化を図り、地場農産物や飲料水といった食品はもとより、京急グループの入浴施設(三崎観光・平和島クアハウス)の温泉に代わる源泉として活用を図るとした。 しかし、焼津産のおよそ10倍となる取水原価に対する収益面での問題や、敷地内に備えられた設備は塩害による早期老朽化が起こり、2008年(平成20年)9月17日付の京急の取締役会で翌年3月末日での事業終息が決議され、解散となった。この結果、上場会社である京急は連結決算ベースで約6億円の特別損失を計上した。
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