三本木町大規模保健施設事業の凍結
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 08:41 UTC 版)
「浅野史郎」の記事における「三本木町大規模保健施設事業の凍結」の解説
浅野は前任の本間俊太郎知事時代に策定された「保健医療福祉中核施設整備事業計画」を1994年(平成6年)に見直し、新たに「保健医療福祉中核施設整備構想」を策定した。しかし、県大規模事業評価委員会もおおむね妥当と結論付けたにもかかわらず、1999年(平成11年)に財政難などを理由に事業凍結を表明。2003年(平成15年)、事業中止を決めた。 大規模事業に待ったをかけた点を評価する声がある一方、建設予定だった三本木町(現大崎市)と事前協議をしないまま一方的に決めたことに対し、三本木町を含む大崎地方や県議会などを中心に批判の声が上がった。浅野は公式サイト上の日記で、「三本木町の不満ということもよくわかる。そういった中で、県として責任ある判断をしなければならないとして、悩んだ末の判断である」と記している。 建設予定地だった三本木用地は現在も新たな利活用法が決まらない状態となっている。
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