三引両紋図鐔とは? わかりやすく解説

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三引両紋図鐔

室町時代
鉄槌目地丸形真鍮象嵌
93ミリ横92.6ミリ
切羽厚さ3.3ミリ
佐藤寒山博士箱書
上製落込桐箱

独特の古風な文様施され応仁鐔典型作。大振り丸形地を槌目地造り込み真鍮象嵌にて同心円描き三引両と櫛形、他に例のない応仁鐔独特の唐草風の枝葉文、この隙間埋めるように点文様を、地面よりごくわずかに肉の高い象嵌表現している。象嵌技術古くからあり、古墳時代遺物である鉄剣に金や銀で装飾された例がある。応仁鐔象嵌古墳時代のそれのように素であり、簡潔な線や点の構成魅力がある。真鍮冴え冴えとした光沢を示す金象嵌とは異なって錆地渋く落ち着き、時を重ねて使用過程生じた微妙な打ち疵も景色一つとなっている。枝葉表面打ち込みの手法によりわずかに窪み施され、また周囲には鋭い片切彫加えられ図様鮮明にしている。
三引両紋図鐔




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