万葉歌人
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万葉歌人としても『万葉集』巻1雑歌28に藤原宮御宇天皇代(高天原廣野姫天皇 元年丁亥11年譲位軽太子尊号曰太上天皇)天皇御製歌として名を留めている。 「春過而 夏來良之 白妙能 衣乾有 天之香來山」 春過ぎて 夏来るらし 白妙の 衣干したり 天香具山(定訓) 春過ぎて夏ぞ來ぬらし白妙の衣かはかすあまのかぐ山(『古来風躰抄』) この歌は新古今和歌集巻第三の175番にて、以下のように改められた上で所収され、『小倉百人一首』にも選ばれている 「春すきてなつきにけらししろたへのころもほすてふあまのかく山」 春すぎて夏來にけらし白たへの ころもほすてふあまの香具山(『小倉百人一首』)
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