一般固定電話からの手動接続の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 10:16 UTC 版)
「国際電話」の記事における「一般固定電話からの手動接続の場合」の解説
日本では逓信省が1934年から始めたサービスである。 国際電話会社の手動接続受付窓口(日本国内のKDDI: 0051)に電話し、相手方の番号を申し出てかけてもらう「交換台経由接続」となる。2019年現在は、番号に加えて話したい相手を指定し、相手が不在の場合には課金されない指名通話のみの取り扱いとなっている。かつては、誰が応答してもよい場合に使い、繋がった瞬間から課金される番号通話、通話料金を相手払いとする扱いで、交換手が外国の相手先に料金負担の承諾を確認してから繋ぐコレクトコール(料金着信者負担通話)もあった。 利用者が激減したことから2008年7月28日、KDDIは手動接続受付を2010年(平成22年)3月31日に廃止すると発表したが、総務省より存続を要請されたことなどを受けて2010年2月、存続を決定した。KDDIは2010年9月30日をもって、番号通話並びに日本発信のコレクトコールを廃止した。2010年時点で年間1万件近い利用がある。
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