ヴコヴィッチ改革
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「JTサンダーズ広島」の記事における「ヴコヴィッチ改革」の解説
2013年(平成25年)、元セルビア・モンテネグロ男子代表監督のヴェセリン・ヴコヴィッチが監督に就任した。JTは長くプレーオフ圏内に進めなかったことから、若手を育成することでチームを強化する方向へ進んでいく。それに加え、全日本エースである越川優を獲得する。 この2013-14シーズンはイゴールら既存戦力に加えこれらの改革が実り、チームは8年ぶり・Vプレミアリーグ再編以降では初めてセミファイナルラウンドに進み10年ぶりに優勝決定戦に駒を進めたが、悲願の初優勝はならなかった。翌2014-15シーズン、ブラジル代表レアンドロ・ヴィソット・ネヴェスを補強、越川をキャプテンに指名する。同シーズンの天皇杯で2007年から7年ぶりとなるタイトルを獲得、そして同シーズンのVプレミアではファイナルを制し、創部から84年目で旧日本リーグ参戦から数えると48年目でリーグ初優勝を飾り、2冠を達成した。 長年リベロとしてチームを支えた酒井大祐が退団し若返りを目指した2015-16シーズン、シーズンを通じて主力に怪我人が続出したことも災いしチーム戦術の浸透がままならずサーブレシーブ成功率はリーグ最低を記録、レギュラーシーズン6連敗を喫するなど下位に低迷した。ただ同年の黒鷲旗では2年ぶりに決勝に進出し勝利、チームとしては14年ぶりの優勝、JTとしてはマーヴェラスとともにアベック優勝を飾った。 2016-17シーズンに向けて当初はポーランド代表バルトシュ・クレクと契約していたがその後に双方合意の上で契約解除、代わってシーズン直前にセルビア代表ドラジェン・ルブリッチが加入した。同年の国体優勝。
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