ヴォロシロフ
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ニコラエフの第198造船所で建造。1935年10月15日起工、1937年6月28日に進水し1940年6月20日に竣工。黒海艦隊に配属された。 第二次世界大戦では黒海で様々な作戦に参加したが、コンスタンツァ襲撃の失敗や巡洋艦チェルヴォナ・ウクライナの喪失により黒海艦隊司令部が英雄の名を持つ巡洋艦の喪失を恐れたことからヴォロシロフはほとんど活動しなくなった。さらに、スターリンの命令により1944年以降は終戦までポチにとどまっていた。 1959年8月に試験艦に種別変更され、艦名も「OS-24」に改称された。OS-24は主に巡航ミサイルや艦対空ミサイルの試験に用いられるため、主要兵装を撤去してマストは大型のラティス構造に交換された。1972年10月に宿泊船「PKZ-19」に種別変更され、1973年3月2日に除籍された。
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