ワンセグ
地上デジタル・テレビ放送の1チャンネル分の周波数帯域を13のセグメントに分けて放送に利用する方式は、日本独自の方式。
ワンセグ・サービスは、法制度上、一般家庭向けのデジタル放送を補完するサービス(補完放送)として位置づけられているので、当面の間は固定型テレビ向け地上デジタル放送サービスと同じ番組を同時に放送する「サイマル放送」となっている。一般家庭向け地上デジタル放送と同じチャンネルを使用しているため、基本的に放送料金がかからないようになっている。
ワンセグ放送を携帯端末で視聴する場合、画面の上半分はテレビ映像、下半分はデータ放送が同時に見られるようになっている。例えば、現在視聴しているテレビ番組と連動したクイズ番組など、番組を視聴しながら関連した情報を閲覧できるようになっている。
画像の圧縮符号化方式には、MPEG-2の2倍以上の圧縮効率をもつ「H.264/AVC」、音声の圧縮符号化方式にはMPEG-2 AAC方式、また、ワンセグ放送の特徴でもあるデータ放送では、BML(放送用マークアップ言語)と呼ばれる記述言語を使用している。
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