ローランド・モルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 14:50 UTC 版)
「スコッチ・ウイスキーの銘柄一覧」の記事における「ローランド・モルト」の解説
オーヘントッシャン (Auchentoshan) オーヘントッシャン蒸留所製造。スコッチ・ウイスキーの中で唯一、3回の蒸留行われる。そうすることでアルコールの純度が高くなり、柔らかくクセがない風味に仕上がる。ハイランドモルトと比べ「やや個性に乏しい」とも評される。2回目の蒸留を後留といい、初留、後留、再留にはそれぞれ1時間、5時間、9時間がかけられる。 ブラッドノック (Bladnoch) ブラッドノック蒸留所製造。風味はデリケートで、「ローランドモルトにしては骨太でビッグ」と評される。 グレンキンチー (Glenkinchie) グレンキンチー蒸留所製造。軽くドライでかつ香り豊かと評される。かつてはラマルミュアーの丘陵地の泉の水とキンチー川の水を仕込み水に使っていたが、水質汚染の懸念から現在は前者のみを使用している。 リトルミル(Littlemill) リトルミル蒸留所製造。同蒸留所は操業停止中。色合いは白ワインに、香りは濡れた段ボールやオートミールにたとえられる。 ローズバンク(Rosebank) ローズバンク蒸留所製造。同蒸留所は1993年に操業を停止している。オーヘントッシャンと同様、3回蒸留が特徴の一つで、かつての8年もののラベルには3つの単式蒸留器が描かれていた。上水道(水源はキャロン・バレー貯水池)の水を仕込み水にしている。
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