ローマ帝国期のソフィスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:37 UTC 版)
「ソフィスト」の記事における「ローマ帝国期のソフィスト」の解説
詳細は「en:Second Sophistic」を参照 以上のような前5世紀のソフィストから派生して、ローマ帝国期の弁論家の一部も「ソフィスト」と呼ばれることがある。明確な範囲は決まっていないが、主にピロストラトスの『ソフィスト列伝』に挙げられるところの、由緒正しいアッティカ方言のギリシア語を駆使する、1世紀から3世紀の弁論家を中核とする。現代の西洋古典学においては、「第二次ソフィスト思潮」「第二次ソフィスト運動」(英語: Second Sophistic)等と呼ばれ、1876年のエルヴィン・ローデ(英語版)によって初めて取り上げられ、1960年代末のグレン・バワーソックによって主題的な研究対象とみなされ始め、2000年代頃から積極的に研究されるようになった。 主な人物に、ディオン・クリュソストモス、ヘロデス・アッティコス、アエリウス・アリステイデス(英語版)、アプレイウス、ルキアノス、ピロストラトス、リバニオス、エウナピオスらがいる。
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