ソフィスト列伝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 21:39 UTC 版)
「ソフィスト#ローマ帝国期のソフィスト」も参照 『ソフィスト列伝』(古希: Βίοι Σοφιστῶν ; 羅: Vitae Sophistarum ; 英: Lives of the Sophists, 231年-237年ごろ成立)は、ソフィスト達の伝記で、執政官ゴルディアヌス1世への献呈作品。 全2巻からなり、第1巻ではゴルギアスら古代ギリシアのソフィストを、第2巻ではローマ帝国期のソフィスト(第二次ソフィスト)を扱う。内容は、史実に即した伝記というよりは、ピロストラトスの視点に基づく評伝として書かれている。ピロストラトスのいう「ソフィスト」は、蔑称ではなくむしろ「哲学者」と並ぶ尊称だった。
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