ローマ属州時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/12 04:18 UTC 版)
ローマによるヒスパニア征服後もエンプリエスは独立した都市国家として残った。しかし、ポンペイウスとユリウス・カエサルの内戦の際にポンペイウスに味方したため、ポンペイウスが敗北した後で自治権を失った。この一帯を統治するため、Indikaの近くにエンポリアエ (Emporiae) という植民都市が建設された。 それ以降、アンプリアスは徐々に衰退し、代わってタラコ(タラゴナ)やバルチーノ(バルセロナ)が栄えるようになっていった。3世紀末には、スペインで初めてキリスト教伝道者が入った都市の1つとなった。同じころギリシア人の建設した古い都市は放棄されたが、ローマ都市カステリョ・ダンプリアス (Castelló d'Empúries) は造幣と儀礼的な中心地として存続したものの、9世紀中ごろにヴァイキングに襲われるようになって衰退した。後にアンプリアス伯ウーゴ2世 (en, 1078-1117) が造幣を再開している。
※この「ローマ属州時代」の解説は、「アンプリアス」の解説の一部です。
「ローマ属州時代」を含む「アンプリアス」の記事については、「アンプリアス」の概要を参照ください。
- ローマ属州時代のページへのリンク