ローガン・アレン (1997年生の投手)とは? わかりやすく解説

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ローガン・アレン (1997年生の投手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/12 13:31 UTC 版)

ローガン・アレン
Logan Allen
NCダイノス #12
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ウェストパームビーチ
生年月日 (1997-05-23) 1997年5月23日(27歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 左投右打
ポジション 投手
プロ入り 2015年 MLBドラフト8巡目
初出場 MLB / 2019年6月18日
KBO / 2025年3月22日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ローガン・シェーン・アレンLogan Shane Allen, 1997年5月23日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ウェストパームビーチ出身のプロ野球選手投手)。左投右打。

経歴

プロ入りとレッドソックス傘下時代

2015年MLBドラフト8巡目(全体231位)でボストン・レッドソックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスでプロデビュー。A-級ローウェル・スピナーズ英語版でもプレーし、2球団合計で8試合に先発登板して防御率1.11、26奪三振を記録した。

パドレス時代

2015年11月13日にクレイグ・キンブレルとのトレードで、マニュエル・マーゴットカルロス・アスアヘハビー・ゲラと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した[1]

2016年は傘下のルーキー級アリゾナリーグ・パドレス、A-級トリシティ・ダストデビルズ英語版、A級フォートウェイン・ティンキャップス英語版でプレーし、3球団合計で19試合(先発15試合)に登板して3勝5敗、防御率3.47、59奪三振を記録した。

2017年はA級フォートウェインとA+級レイクエルシノア・ストーム英語版でプレーし、2球団合計で24試合(先発23試合)に登板して7勝9敗、防御率2.95、142奪三振を記録した。

2018年はAA級サンアントニオ・ミッションズとAAA級エルパソ・チワワズでプレーし、2球団合計で25試合(先発24試合)に登板して14勝6敗、防御率2.54、151奪三振を記録した。

2019年は開幕をAAA級エルパソで迎えた。6月17日、翌18日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすることが報道され[2]、メジャーデビューとなった当日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では先発して7回を無失点の投球で勝利投手となった[3]

インディアンス時代

2019年7月30日に三角トレードの一角として、同僚のフランミル・レイエスやビクター・ノバ、シンシナティ・レッズヤシエル・プイグらと共にクリーブランド・インディアンスへ移籍した[4]。この年メジャーでは移籍前を含めた2球団合計で9試合(先発4試合)に登板して2勝3敗、防御率6.18、17奪三振を記録した。

2020年は3試合に登板して防御率3.38、7奪三振を記録した。

2021年スプリングトレーニングで好成績を残して開幕ローテーション入りを果たしたが[5]、5月以降は大半をAAA級コロンバス・クリッパーズで過ごし、最終的に14試合(先発11試合)に登板して2勝7敗、防御率6.26、37奪三振という結果に終わった。

2022年5月1日にDFAとなった[6]

オリオールズ時代

2022年5月5日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍した[7]。移籍後は3試合に登板するも防御率10.80と結果を残せず5月17日にDFAとなり[8]、20日に傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ配属された[9]。8月22日に戦力外となった[10]

ロッキーズ傘下時代

2022年8月26日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結んだ。AAA級アルバカーキ・アイソトープスで6試合に先発登板し、1勝3敗、防御率6.43を記録した。

2023年もAAA級アルバカーキで開幕を迎えた。リリーフとして24試合に登板したが、1勝0敗、防御率7.20と苦戦し、7月1日に戦力外となった[9]

マリナーズ傘下時代

2023年7月14日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ[9]。AAA級タコマ・レイニアーズで14試合(うち先発10試合)に登板し、5勝2敗、防御率4.66を記録したが、オフの11月16日にFAとなった[9]

ダイヤモンドバックス時代

2024年1月2日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[11]。4月17日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[12]。その後、6月9日にマイナーに降格し、オフの11月4日にFAとなった。

NCダイノス時代

2024年12月18日に韓国KBOリーグNCダイノスと契約したことが発表された[13]

エピソード

マイナー時代、世界最大のプロレス団体WWEの看板レスラーであるジョン・シナと偶然知り合い、彼から「君がメジャー昇格できないに1ドル賭ける」と発破をかけられ奮起した。2019年6月にパドレスで念願のメジャーデビューを果たした際は、シナが球場まで応援に駆け付けた[14]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2019 SD 8 4 0 0 0 2 3 0 0 .400 118 25.1 33 4 13 0 2 14 0 0 20 19 6.75 1.82
CLE 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 9 2.1 3 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0.00 1.29
'19計 9 4 0 0 0 2 3 0 0 .400 127 27.2 36 4 13 0 2 17 0 0 20 19 6.18 1.77
2020 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 49 10.2 12 1 7 0 1 7 1 0 4 4 3.38 1.78
2021 14 11 0 0 0 2 7 0 0 .222 222 50.1 58 12 17 0 4 37 4 0 39 35 6.26 1.49
2022 4 0 0 0 0 1 0 0 0 1.000 30 6.0 9 0 3 0 1 6 0 0 3 3 4.50 2.00
BAL 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 10 1.2 3 0 2 0 0 1 0 0 2 2 10.80 3.00
'22計 7 0 0 0 0 1 0 0 0 1.000 40 7.2 12 0 5 0 1 7 0 0 5 5 5.87 2.22
2024 ARI 12 0 0 0 0 0 1 1 1 .000 128 28.0 32 3 10 0 2 21 0 0 17 17 5.46 1.50
MLB:5年 45 15 0 0 0 5 10 1 1 .313 566 124.1 150 20 52 0 10 89 5 0 85 80 5.79 1.62
  • 2024年度シーズン終了時

年度別打撃成績

















































O
P
S
2019 SD 8 5 4 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 .250 .400 .250 .650
2021 CLE 14 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
MLB:2年 30 6 5 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 .200 .333 .200 .533
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績



投手(P)












2019 SD 8 1 7 0 1 1.000
CLE 1 0 0 0 0 ----
'19計 9 1 7 0 1 1.000
2020 3 0 1 0 0 1.000
MLB 12 1 8 0 1 1.000
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

  • 54(2019年 - 同年7月29日、2021年)
  • 53(2019年8月14日 - 2020年)
  • 33(2022年 - 同年4月30日)
  • 61(2022年5月11日 - 同年5月16日)
  • 22(2024年)
  • 12(2025年 - )

脚注

  1. ^ Red Sox acquire right-handed pitcher Craig Kimbrel from the San Diego Padres” (英語). MLB.com (2015年11月13日). 2019年10月14日閲覧。
  2. ^ Jeff Todd (2019年6月17日). “Padres To Promote Logan Allen” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年10月14日閲覧。
  3. ^ Milwaukee Brewers at San Diego Padres Box Score, June 18, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年10月14日閲覧。
  4. ^ バウアーがレッズ、プイーグはインディアンスへ 大型三角トレード、パドレスは有望株を獲得”. ベースボールチャンネル. 2019年10月14日閲覧。
  5. ^ Mandy Bell (March 28, 2021-03-28). “Allen earns final spot in Indians rotation”. MLB.com. 2024年2月12日閲覧。
  6. ^ Mark Polishuk (2022年5月1日). “Guardians Designate Logan Allen, Bobby Bradley For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月6日閲覧。
  7. ^ Mark Polishuk (2022年5月5日). “Orioles Claim Logan Allen” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月6日閲覧。
  8. ^ Steve Adams (2022年5月17日). “Orioles Designate Logan Allen, Select Nick Vespi” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月18日閲覧。
  9. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2024年2月12日閲覧。
  10. ^ Logan Allen: Cut loose by O's” (英語). cbssports.com. 2023年7月4日閲覧。
  11. ^ Anthony Franco (2024年1月3日). “Diamondbacks Sign Logan Allen To Minor League Contract”. MLB Trade Rumors. 2024年2月12日閲覧。
  12. ^ D-backs Select Logan Allen, Transfer Eduardo Rodriguez To 60-Day IL” (英語). MLB Trade Rumors (2024年4月17日). 2024年6月2日閲覧。
  13. ^ NC 다이노스, 새 외국인 투수 로건 앨런 영입” (韓国語). NC Dinos (2024年12月18日). 2025年2月9日閲覧。
  14. ^ Why is John Cena betting against this MLB prospect?” (英語). WWE. 2020年4月6日閲覧。

関連項目

外部リンク




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