レンタルのタイムマシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 04:00 UTC 版)
「タイムマシン (ドラえもん)」の記事における「レンタルのタイムマシン」の解説
球形のタイムマシン。22世紀では、各リース会社が格安のタイムマシンを貸し出しており、手軽に時間旅行を楽しめるという。人気が高いため性能が良い型は大体貸し出し中であり、使用中にガタガタと揺れる、乗り心地の悪い型しか借りられない場合もある。 タイムマシンに付き物のタイムパラドックスについてはほとんど言及されていないが、あまりに歴史に大きな影響をおよぼすような行為は「航時法」と呼ばれる法律によって禁止されている。そうした禁止行為のひとつに古代生物の狩猟があり、ハンターとタイムパトロールとのイタチごっこが続いている。また『ドラえもん のび太の日本誕生』ではギガゾンビが自分の国を作るために、ヴェルム氷期の時代を時空間破壊装置によって隔離しようとしており、歴史の破壊に相当し「航時法」に違反している。 ただし、そういいつつもドラえもんとのび太は何度か歴史を変えたこともある。 また、ドラえもん世界でのタイムパラドックスの1つの特徴として、「時間を改変しようとした者が、出発した時間以前に発生した出来事についての記憶や記録は、時間改変後も変わらない」というものがある。ただし、基本的にはタイムマシン搭乗者以外の記憶は時間改変後に変わる。もう1つの特徴としては、「過去を変えようとした行動がすでに歴史の一部として組み込まれている」というものもある。 なお、のび太が、ドラえもんが自分の将来像や結婚相手を変えてしまったらセワシが生まれてこなくなるのではないかと指摘したのに対して、セワシは「ほかでつりあいをとる」「違う交通機関を使っても同じ目的地に着けるように、経過はどうあれ自分は必ず生まれてくる」との説明をしている。
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