レフェリーに対する暴言騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:00 UTC 版)
「亀田史郎」の記事における「レフェリーに対する暴言騒動」の解説
2007年3月24日、亀田興毅対エベラルド・モラレス戦においてレフェリーを務めた浦谷信彰に対して暴言を吐いた。試合役員会で問題視され、「恫喝や脅迫とも受け取れる。史郎氏の謝罪がなければ、史郎氏がかかわる試合への役員派遣を拒否する」など、ライセンス停止を含む厳正な処分を求める要望書をJBCに提出した。 この問題は、5R終了間際に興毅が奪ったダウンで浦谷が試合を止めなかったことや、興毅がバッティングを注意されたことに史郎が抗議したことによる。史郎は「何で5Rのダウンで止めんねや。(バッティングを注意され)亀田だけのルールを作んな!」と反則行為にもかかわらず強い口調でレフェリーに詰めより、関係者に制止されると「今度はきちんとボクシングが分かる人間にやってもらわな」などの暴言を吐いたとされる。 協栄ジム金平桂一郎会長は「本人のサインを添えた謝罪文をJBCに提出する」と表明、同年4月16日に史郎は謝罪文をJBC役員会に提出。JBCは史郎と金平会長に対し「言動注意」を文書で通達。さらに「今度問題を起こした場合、今後史郎氏が関わる試合全てに役員を一切派遣しない」ことを通告した。ただし史郎本人への処分はなく、口頭での厳重注意のみに留まった。このことから「JBCの対応は甘すぎる」との批判があった。
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