りゅう‐たん【竜胆】
リンドウ
竜胆
リュウタン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 17:34 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動リュウタン(竜胆・龍胆)は、生薬の1種である。日本薬局方に収録されている。リンドウ属 Gentianaの数種の根から作られる。
原料種には、日本薬局方(第十七改正)によると
- トウリンドウ G. scabra
- G. manshurica
- G. triflora
の3種が認められている。日本ではトウリンドウの1変種リンドウ G. scabra var. buergeriが知られる。
苦味健胃作用がある。竜胆を含む漢方方剤には竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、立効散(りっこうさん)などがある。この苦味は強く、「まるで竜の胆(きも)のようだ」というところから「竜胆(りんどう)」と名づけられたといわれている。
なお、近縁種の生薬としてGentiana luteaの根のゲンチアナがある。
脚注
固有名詞の分類
- リュウタンのページへのリンク