リトレックシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/28 14:18 UTC 版)
アルミダイキャスト製箱形一眼レフカメラ。ピント合わせはラックピニオンによる。シャッターはフォーカルプレーン式で、手持ちレンズを使用できるためゼンザブロニカ発売前は営業カメラマンに重用された。フィルムホルダーは6×9cm判用と、6×4.5cm判と6×6cm判と6×7cm判の切り替え式があった。後には左右逆像ながらアイレベル撮影ができるバーチカルミラー式が標準となった。 リトレックI(Rittreck I 、1956年発売) - レンズは専用レンズボードに装着されたセコール105mmF3.5が付属した。交換レンズは設定されなかったがレンズボードに取り付けることにより手持ちのレンズを使用できた。 リトレックIIA/オプティカIIA(Rittreck IIA /Optika IIA ) 、1957年発売) - ピントグラスにフレネルレンズが入った。レンズがプリセット絞りの自社ブランドルミノン105mmF3.5に変更された。オプティカ銘は輸出モデル。 リトレックIIB(Rittreck IIB 、1958年発売) - ピントフードが脱着式となりバーチカルミラーが装備できるようになった。クセナー105mm付きモデルが並行して販売された。 リトレックSP(Rittreck SP 、1961年発売) - 1/2、1/4、1/8秒のスローシャッター装備。シンクロ接点はFPとX。バーチカルミラーが標準装備となった。レンズはルミナント(Luminant )92mmF4.5。
※この「リトレックシリーズ」の解説は、「ウイスタ」の解説の一部です。
「リトレックシリーズ」を含む「ウイスタ」の記事については、「ウイスタ」の概要を参照ください。
- リトレックシリーズのページへのリンク