ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦
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ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦 (Classe Vittorio Veneto) [1]あるいはリットリオ級戦艦 (Classe Littorio) は、イタリア王立海軍 (Regia Marina) の戦艦[2]。ウンベルト・プリエーゼ将軍が設計を担当[3]。前期2隻はワシントン海軍軍縮条約における代艦建造規定に基づき、後期2隻は純然たる増強分として建造された。
注釈
- ^ (列国海軍造艦趨勢)二、主力艦[4] 昭和十一年末倫敦條約ノ終焉ヲ轉期トシ、列國ノ建艦ハ主力艦ヲ中心トシテ展開セラレタリ 昭和十一年ニ於ケル主力艦建造ハ専ラ佛獨伊三國間ニ於テ行ハレタリ 即チ獨國ノ「ポケツト」戰艦「ドイツチエランド」ニヨリテ切ラレタル火蓋ハ佛國ノ「ダンケルク」級二隻トナリ 伊國ノ三五,〇〇〇噸「リトリヲ」級二隻ノ起工ニ依リ佛國ノ第三艦「リツシユリウ」ハ三五,〇〇〇噸三八糎砲ニ計畫變更セラレ、獨國亦艦型増大ノ趨勢ニ應ジ二六,〇〇〇噸「シヤルンホルスト」級二隻ニ引續キ昨年起工セラレタル戰艦ハ遂ニ三五,〇〇〇噸トナレリ(以下略)
- ^ 実際には、事前の企図に反してかえって衝撃を増幅する欠点があった。
出典
- ^ 福井、世界戦艦物語 2009, p. 152(ロ)高速戦艦ヴィットリオ・ヴェネト(Vittorio Veneto)型(一九四〇~四二年完成)
- ^ 福井、世界戦艦物語 2009, p. 41(写真解説)第一次世界大戦後、イタリア海軍がフランスのダンケルク級に対抗して建造した、リットリオ級高速戦艦のリットリオ(左)とヴィットリオ・ヴェネト
- ^ 福井、世界戦艦物語 2009, pp. 278–279独仏伊米の逸材たち
- ^ a b #列国海軍造艦趨勢(昭和12年5月) pp.4-5
- ^ 福井、世界戦艦物語 2009, pp. 90–92第二次大戦の戦艦
- ^ 福井、世界戦艦物語 2009, pp. 85–86.
- ^ a b 福井、世界戦艦物語 2009, pp. 101–104第二次大戦の列強戦艦の特長
- ^ a b 福井、世界戦艦物語 2009, pp. 88–90条約型戦艦
- ^ 福井、世界戦艦物語 2009, pp. 67–69史上最大の戦艦建造ブーム
- ^ a b 福井、世界戦艦物語 2009, p. 13(ヴィットリオ・ヴェネト解説)
- ^ 福井、世界戦艦物語 2009, pp. 229–230伊国戦艦イタリア(Italia)
- ^ アメリカ海軍が本級をリットリオ級と分類していたことが分かる。
- ^ 福井、世界戦艦物語 2009, p. 230.
- ^ 「世界の艦船増刊 イタリア戦艦史 通巻第485集 増刊第41集」[1]
- ^ 「歴史群像112号(2012年4月号)」内『銘艦STORY』
- ^ [2] - Corazzate e Navi da Battaglia Almanacco storico navale
- ^ #歴群世界戦艦 p.163
リットリオ級戦艦(ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦)
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「ストライクウィッチーズシリーズの登場兵器」の記事における「リットリオ級戦艦(ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦)」の解説
ヴェネツィア海軍の唯一の超弩級戦艦。対ネウロイ用に長身主砲を採用しており、対大型ネウロイ用対空焼夷弾、徹甲弾を連続発射することができる。第2期第2話では美緒・芳佳をロマーニャに輸送中の二式飛行艇に攻撃を仕掛けていたネウロイに第一戦隊の「リットリオ」が攻撃するもほとんど攻撃が効かず返り討ちにあい航行不能になる前に芳佳の援護により撤退した。最終作戦「オペレーション・マルス」にも大和の護衛艦として「リットリオ」と史実には存在しない同級戦艦「ドージェ」が参加しており、初めのネウロイの巣の護衛ネウロイに対しての攻撃は効果があったものの、美緒を取り込んだネウロイには攻撃が効かず、ネウロイのビームにより一撃で「リットリオ」が大打撃を受けている。その後、「Operation Victory Arrow」Vol.2にも登場。
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