リオハ・アルタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 23:13 UTC 版)
リオハ・アルタはDOの西部にある地区であり、他地区よりも標高が高く、「旧世界」のスタイルで知られている。リオハ・アルタの中心地はラ・リオハ州北西端にあるアロであり、アロはリオハ (DO)全体の中心地でもある。アロの標高は440m、年平均気温は摂氏12.7度、年平均降水量は455mmであり、西岸海洋性気候である。リオハ・アルタには石灰質粘土と含鉄粘土が組み合わさった土壌を持ち、テンプラニーリョ種の栽培に最適であるとされる。標高が高いために栽培期間は短く、より冴えた果実味や軽やかな口当たりのワインとなる。 ラ・リオハ州の州都ログローニョから西側がリオハ・アルタ、東側がリオハ・バハであり、ログローニョはリオハ・アルタに含まれる。ログローニョはラ・リオハ州最大の町であり、歴史的に開拓の中心地であった。数多くのワイナリーが本社を置いており、流通網の要となった。リオハ・アルタ中央部の中心地はセニセロ(スペイン語版)であり、セニセロには1874年や1890年にワイナリーが設立されている。
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