ランブック・オートメーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 13:27 UTC 版)
「手順書」の記事における「ランブック・オートメーション」の解説
ランブック・オートメーション (Runbook Automation, RBA) は、システムおよびネットワークの運用業務をサポートするワークフローを定義、構築、オーケストレーション、管理、およびレポートを行い、運用保守に関する定型作業を自動化する技術である。 ランブック・ワークフローは、アプリケーション、データベース、ハードウェアなど、あらゆる種類のインフラストラクチャ要素とやり取りを行う。 ガートナーによると、平均修復時間(MTTR)の短縮、平均故障間隔(MTBF)の増加、 ITリソースのプロビジョニングの自動化など、IT運用の効率化対策を強化するIT運用エグゼクティブのニーズからRBAが成長しているという。さらに、ITILに沿ったIT運用プロセスの実装と管理などのベストプラクティスの実装メカニズム、IT運用プロセスに関連する反復タスクの自動化などのIT担当者の効率向上が必要であり、RBAには確立されたポリシーとサービスレベルに沿ってプロセスがどの程度適切に実行されているかをレポートするツールが備わっている。
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