ランディ・ウィリアムズ (野球)とは? わかりやすく解説

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ランディ・ウィリアムズ (野球)

(ランディ・ウィリアムス_(野球) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/10 02:00 UTC 版)

ランディ・ウィリアムス
Randy Williams
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ハーリンジェン
生年月日 (1975-09-18) 1975年9月18日(48歳)
身長
体重
191 cm
91 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1997年 MLBドラフト12巡目
初出場 MLB / 2004年9月11日
NPB / 2012年5月4日
最終出場 NPB / 2014年
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
獲得メダル
男子 野球
アメリカ合衆国
パンアメリカン競技大会
2011 野球

ランドール・デュアン・ウィリアムスRandall Duane "Randy" Williams , 1975年9月18日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ハーリンジェン出身のプロ野球選手投手)。

経歴

1997年MLBドラフトで、シカゴ・カブスから12巡目指名を受け入団。

2002年独立リーグであるセントラル・ベースボール・リーグエディンバーグ・ロードランナーズでプレー。

2003年シアトル・マリナーズと契約すると、翌2004年9月11日にメジャーデビューを果たす。

2005年サンディエゴ・パドレスに移籍したが、シーズン途中にコロラド・ロッキーズに移籍。2006年は、メジャー登板は無かった。

2007年テキサス・レンジャーズ2008年フロリダ・マーリンズに所属したが、メジャー昇格には至らなかった。

2009年シカゴ・ホワイトソックスに移籍すると、4年振りにメジャー登板を果たす。

2011年ボストン・レッドソックスでプレーした。オフの10月に開催されたグアダラハラパンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表に選出された[1]。同年12月14日に埼玉西武ライオンズが獲得を発表した[2]

2012年は開幕を二軍で迎えたが、5月に一軍に昇格。しかし制球が定まらず、5月27日の阪神戦では9回に関本賢太郎にサヨナラとなる押し出し死球を与え、二軍降格。その後一軍に復帰し、中継ぎとして活躍した。シーズン後半はセットアッパーとして固定され、最終成績は55試合登板で防御率1.70、被本塁打0とチームの優勝争いに貢献した。

2013年は前年同様にセットアッパーとして活躍したが、12月2日に自由契約公示された。同月20日に再契約を結んだ[3]

2014年12月2日に自由契約公示された[4]

選手としての特徴

人物

  • 上述の通りシーズン後半は好リリーフでチームを救う投球を何度も見せ、ヒーローインタビューを受けそうな機会が何度かあったものの、2012年は1回もお立ち台に上がらなかった。あまり喋っている姿がメディアに映らない寡黙な選手であるため、『インタビューを断っているのか?』という説がファンの通説である。その後、2013年7月10日に初めてヒーローインタビューに立った。

2014年1月27日、日本に向かう飛行機で当時千葉ロッテマリーンズ外野手のチャッド・ハフマンと偶然座席が隣同士となった[6]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2004 SEA 6 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 22 4.2 3 0 6 0 0 4 0 0 3 3 5.79 1.93
2005 SD 2 0 0 0 0 1 0 0 0 1.000 25 4.1 7 1 4 0 1 2 0 0 6 6 12.46 2.54
COL 30 0 0 0 0 2 1 0 4 .667 100 22.0 26 4 9 3 0 19 0 0 15 14 5.73 1.59
'05計 32 0 0 0 0 3 1 0 4 .750 125 26.1 33 5 13 3 1 21 0 0 21 20 6.84 1.75
2009 CWS 25 0 0 0 0 0 1 0 3 .000 80 17.2 13 2 12 4 3 22 0 0 9 9 4.58 1.42
2010 27 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 132 25.0 37 2 21 6 3 22 0 0 17 15 5.40 2.32
2011 BOS 7 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 40 8.1 10 0 5 0 0 6 1 0 6 6 6.48 1.80
2012 西武 55 0 0 0 0 4 3 4 25 .571 185 42.1 30 0 23 2 7 41 2 2 11 8 1.70 1.25
2013 47 0 0 0 0 1 2 3 21 .333 158 38.0 20 1 23 3 3 45 0 0 11 8 1.89 1.13
2014 60 0 0 0 0 6 4 0 20 .600 230 51.2 54 1 25 3 4 59 3 0 18 17 2.96 1.53
MLB:5年 97 0 0 0 0 3 4 0 10 .429 399 82.0 96 9 57 13 7 75 1 0 56 53 5.82 1.87
NPB:3年 162 0 0 0 0 11 9 7 66 .550 573 132.0 104 2 71 8 14 145 5 2 40 33 2.25 1.33
  • 2014年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録

NPB

背番号

  • 41 (2004年)
  • 57 (2005年)
  • 54 (2005年、2012年 - 2014年)
  • 67 (2009年 - 2010年)
  • 49 (2010年)
  • 43 (2011年)

代表歴

  • 2011年パンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表

脚注

  1. ^ 2011 Pan Am Team Roster USABaseball.com: The Official Site of USA Baseball (英語) (2011年12月23日) 2017年7月2日閲覧
  2. ^ 新外国人選手獲得のお知らせ”. 埼玉西武ライオンズ・オフィシャルサイト (2011年12月14日). 2011年12月15日閲覧。
  3. ^ 来季の外国人選手契約について”. 埼玉西武ライオンズ・オフィシャルサイト (2013年12月20日). 2011年12月20日閲覧。
  4. ^ 2014年度 自由契約選手 日本野球機構オフィシャルサイト 2014年12月5日閲覧。
  5. ^ “西武の守護神候補にG偵察隊も警戒”. スポニチ Sponichi Annex. (2012年2月6日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/02/06/kiji/K20120206002576600.html 
  6. ^ 機内で隣の男はライバル”. スポーツ報知 (2014年1月28日). 2014年2月1日閲覧。

関連項目

外部リンク




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