ランダーの再発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 06:13 UTC 版)
2013年、アメリカ航空宇宙局 (NASA) は火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービター (MRO) がマルス3号着陸点付近を写した画像の中に、マルス3号のランダーと思われる物体を発見したと発表した。この物体は、2012年12月に、ロシア人の宇宙ファンを中心としたインターネット上のコミュニティが、2007年撮影のMROの画像を調査して発見した。報告を受けたNASAは2013年3月に同地点を再撮影して4月に公表した。 2007年と2013年に撮影された2枚の画像には、それぞれパラシュート、逆噴射ロケット、ランダー本体、断熱シールドとみられる4つの物体が写っている。これらのサイズや形状はマルス3号と矛盾なく一致する。ただし2013年4月現在ではマルス3号だとの確証には至っていない。
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