ラリーデビューからWRC参戦へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 03:11 UTC 版)
「ペター・ソルベルグ」の記事における「ラリーデビューからWRC参戦へ」の解説
両親は共にラリークロスのドライバーで、ペターは8歳の頃には両親の農場で車を運転していた。免許取得前には、13歳でラジコンカーレースの国内チャンピオンになる。タミヤニュースのインタビュー記事に当時RCバギーカー「ビッグウィッグ」でレースに挑み、そこでモータースポーツ競技の基本を学んだと述懐している。競技デビューは1992年で、ノルウェー・オートクロス選手権にて2戦目で優勝。その後兄ヘニングのおさがりの車に乗りながら、1995年・1996年にラリークロス、ヒルクライムのノルウェーチャンピオンとなる。1996年、トヨタ・セリカST165に乗りラリーに初出場する。 1998年にはノルウェー・ラリー選手権で総合優勝を果たし、この年のラリー・スウェーデンでセリカST205に乗りWRCデビューを果たす。1999年からフォード・ラリーチームで参戦。コ・ドライバーもこの年からフィル・ミルズになった(それまでペターのコ・ドライバーを務めていた人は、その年から兄ヘニングのコ・ドライバーになった)。スウェーデンにてフォード・エスコートでワークス・デビューを飾ると、トーマス・ラドストロームの負傷欠場のためにサファリラリーでフォード・フォーカス WRCに乗ることになり、WRカー初体験にもかかわらず5位でフィニッシュを果たす。 2000年も中盤戦までフォードでドライブし、サファリで5位、アルゼンチンで6位と確実に成長を見せるようになる。しかし、フル参戦の機会をなかなか与えられないことに不満を抱き、フォードから飛び出す形で2000年8月にSWRT[スバル・ワールド・ラリーチーム]に移籍する。
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