ラバー(ゴム)とは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/12 02:05 UTC 版)
「ラバーフェティシズム」の記事における「ラバー(ゴム)とは」の解説
ゴムには弾力性、伸縮性があり、また空気や水分を浸透させないという特徴がある。また、その性質から加工をすることが可能で、天然ゴムまたは合成ゴムでできた薄い板状のゴム(ラバーシート)を接着剤で貼り合わせることにより、衣服のような形状のゴム製品を制作することができる。 早くからゴムを使用した雨合羽などがヨーロッパで製品化されたことにより、愛好者によりゴムでできた衣服が作られるようになった。その結果、空気や水を通さず、かつその伸縮性により肌に密着し、適度な拘束感、圧迫感を与える衣服が出現する。このような特徴は、主にSMの拘束具やプレイウェアとして魅力的なものであった。また、人間の肌の感触とは全く違う触感で全身が覆われ、薄いゴム素材で身体を覆うことによって一定の割合の感覚遮断、及び体温感覚の変容が発生することから、「第二の皮膚」というフェティシズム独特の表現が生まれたのも、このラバーフェティシズムからだとする説が根強い。事実、後述するイギリスの専門雑誌「SKIN TWO」は、この言葉から名付けられている。
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