乳酸菌製剤
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乳酸菌製剤(にゅうさんきんせいざい)とは、Streptococcus faecalis、Streptococcus faecium、Lactobacillus acidophilus、Lactobacillus bulgaricus、Bifidobacterium など[1]の乳酸菌生菌菌体を、乾燥した後、デンプン、乳糖、白糖など適当な賦形剤またはそれらの混合物と混合して作成された薬剤である[1]。粉末あるいは錠剤として提供され、整腸剤として利用される。保存性を高める為、炭酸カルシウムを含有しているものもある[2]。
- ^ a b c 加藤一哉、近藤誠一、一色恭徳 ほか、乳酸菌製剤の圧着分包による生菌数への影響 『医療薬学』 34巻 (2008) 3号 p.235-239, doi:10.5649/jjphcs.34.235
- ^ 製品情報 新ビオフェルミンS ビオフェルミン製薬
- ^ a b c 高橋文枝、田村善蔵、矢沢幸平、ビフィズス菌製剤の生菌を死滅させる要因 『病院薬学』 6巻 (1980-1981) 1号 p.50-54, doi:10.5649/jjphcs1975.6.50
- ^ 新ビオフェルミン S錠 (PDF)
- ^ ビオフェルミン錠剤 (PDF) 2018年1月改訂 (第9版)
- ^ 整腸剤は保管しやすいミヤBMがお薦め 日経メディカルオンライン 記事:2018年4月23日
- ^ V. Damjaaovic and D. Radulovic: Cryobiology, 5 (2), 101 (1968)
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