ライブラリのライセンスにGPLとLGPLのどちらを選択するかとは? わかりやすく解説

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ライブラリのライセンスにGPLとLGPLのどちらを選択するか

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 14:39 UTC 版)

GNU Lesser General Public License」の記事における「ライブラリのライセンスにGPLとLGPLのどちらを選択するか」の解説

以前の名前が"GNU Library General Public License"だったこともあり、FSFライブラリLGPL採用することを望んでいるという印象を受ける人は多かった1999年2月リチャード・ストールマンは、Why you shouldn't use the Lesser GPL for your next library(なぜ次のライブラリには劣等GPLを利用するきでないのか)という評論執筆しこの中でなぜこのことが当てはまらないケースがあるのかということと、LGPLライブラリ適用することは必ずしも適切とは限らないことを説明した。 Which license is best for a given library is a matter of strategy, and it depends on the details of the situation. At present, most GNU libraries are covered by the Library GPL, and that means we are using only one of these two strategies [allowing/disallowing proprietary programs to use a library], neglecting the other. So we are now seeking more libraries to release under the ordinary GPL. このことは、LGPL非推奨なのではなく、単に、LGPL全てのライブラリ適用するべきではないと述べており、例えGNU CライブラリLGPL利用するべきライブラリ一例として引き合い出されるが、LGPLである理由標準Cライブラリなどをはじめとするライブラリ実装が既に幾つか存在しプロプライエタリソフトウェアからなる著作物が、GPLなライブラリ飛び越えて競合するBSDライセンスなどのパーミッシブ・ライセンスにより許諾されるライブラリリンクする可能性が単に存在するからである。— ストールマン続けて次のことを主張している。 Using the ordinary GPL is not advantageous for every library. There are reasons that can make it better to use the Lesser GPL in certain cases. 事実ストールマンFSF時折、(利用者の自由を拡大するため、)戦略的事項として、意外なことだが、LGPLより制限少なライセンス利用強く主張している。有名な例は、Vorbis音声コーデックプロジェクトのライブラリBSD形式ライセンス採用したことをストールマン支持したというケースである。

※この「ライブラリのライセンスにGPLとLGPLのどちらを選択するか」の解説は、「GNU Lesser General Public License」の解説の一部です。
「ライブラリのライセンスにGPLとLGPLのどちらを選択するか」を含む「GNU Lesser General Public License」の記事については、「GNU Lesser General Public License」の概要を参照ください。

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