ライフェルド時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/22 05:55 UTC 版)
X-フォースは1989年に『ニューミュータンツ』第1期第86号よりイラストレーターとなったロブ・ライフェルドにより創造された。同誌でライフェルドの作画は人気を獲得し、1990年と1991年にはケーブルを始めとする人気キャラクターが次々とデビューした。1991年の『ニューミュータンツ』第1期最終号となる第100号にてライフェルドは同誌のダイアログを担当していたファビアン・ニシーザ(英語版)の協力により、ニューミュータンツのチームをX-フォースへと変化させた。1991年8月、ライフェルドとニシーザによる『X-フォース』第1期創刊号が発売された。約500万部を売り上げた同号は800万部を売り上げたジム・リーの『X-MEN』に次いでアメリカンコミック史上最も売れた1冊となった。創刊当時のチームメンバーはブーンブーン(英語版)、ケーブル、キャノンボール(英語版)、ドミノ(英語版)、フェラル(英語版)、シャタースター(英語版)、ウォーパスであった。その後の号ではサイリーン、リクター(英語版)、サンスポット(英語版)が加わった。 X-フォースの最初の1年目の主要な敵はケーブルと謎の繋がりを持つストライフ(英語版)が率いるテロ組織ミュータント・リベレーション・フロント(英語版)であった。他に初期の号では傭兵のデッドプール、不死のエクスターナルズ(英語版)、新生されたブラザーフッド・オブ・ミュータンツ(英語版)が登場した。 『X-フォース』誌はマーベルを代表する人気シリーズとなったが、ライフェルドはキャラクター商品のロイヤルティーを巡って会社側と対立し、1992年に他の人気作家達と共にマーベルを去ってイメージ・コミックを立ち上げた。
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