ライセンスレビュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 00:28 UTC 版)
「Open Source Initiative」の記事における「ライセンスレビュー」の解説
Open Source Initiativeはライセンスレビューを通じて、対象のライセンスがOpen Source Initiative公認の「オープンソースライセンス」であると承認している。 ライセンスレビューは対象のライセンスがOpen Source Initiativeの定義する「オープンソース」を冠することに適してことを承認するためのものである。レビュープロセスは、ライセンスがオープンソースの定義に準拠していることの検証、適切なライセンスカテゴリの特定、虚栄心や複製ライセンスの抑制、綿密で透過性と即時性のあるレビューであることを目的に設置されている。 ラインセンスレビューは対象のライセンスがオープンソースの定義に基づき、そのライセンスが課せられるソフトウェアやその他のソースコード、ブループリント、設計書が自由な利用、修正、頒布を許諾しているかを確認する。オープンソースソフトウェアはそれらが許諾されていることを定義としているため、その条件に合致しないライセンスはオープンソースライセンスとしては認められず、ライセンスレビューの結果として非承認となる。オープンソースライセンスを課したソフトウェアは無償で利用できることが多いが、必ずしもフリーウェアである必要はない。非商用での再配布および個人用途での変更のみを許可するライセンスはオープンソースライセンスとは見なされない。ただし、Apache Licenseのようにソースコード中に作者名や著作権名を残すことを要件とすることや、GNU General Public Licenseのようにライセンスされたソースコードを改変して再配布する場合は同じライセンスで配布することを要件とするコピーレフトライセンスを兼ねるオープンソースライセンスは存在する。 Open Source Initiativeは多くのライセンスについてオープンソースライセンスであると承認していたが、無秩序にオープンソースライセンスの承認を行った結果、有象無象のライセンスが乱立するライセンスの氾濫を引き起こし、それについて問題視する声が上がった。Open Source Initiativeはこの問題を解決するため、「ライセンス氾濫問題プロジェクト」(License Proliferation Project)を立ち上げた。ライセンスレビューはライセンスの氾濫を防止するため、ライセンスカテゴリの特定や複製ライセンスの抑制を実施している。 ライセンスレビューは一般公開されたメーリングリストで実施されている。ライセンスのレビューはおおよそ60日以内を目安にレビュー結果を出す。メーリングリストでは、あるライセンスがオープンソースの定義に従ったものになっているか、ライセンスを新規に作成した場合にライセンスの氾濫を引き起こすことはないか、などが協議されている。Open Source Initiativeボードメンバーの他、コミュニティメンバーから意見が上がることがある。
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