モールド【Mold】
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 14:01 UTC 版)
「ストレイト・ジャケット」の記事における「モールド【Mold】」の解説
魔法を使用する際に発生する呪素から使用者自身の身を守り、魔族化を防ぐ鎧。旧世紀の鎧騎士を思わせる外観をしているが装飾性は乏しく、実用性重視で鋭く洗練されたデザインとなっている。内側には一次拘束術式図版が刻印されており、魔法行使時に発生する呪素を魔力回路で誘導して封呪素筒に封じ込める役割を果たしている。魔法士が一度のモールド装着で使える魔法の回数には限りがあり、それを拘束度(デュラビット)数と呼ぶ。拘束度数を目に見える形で表したのがモールドの胸元にある拘束端子であり、拘束度を消費するごとに拘束端子が弾け飛び、残った拘束端子の数が残りの拘束度数を表している。この拘束度数を超えて魔法を使えば、魔法士自身が魔族化してしまう。なお、平均的なモールドの拘束度数は大体10〜14デュラビット程度である。
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