モータースポーツ対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/16 06:53 UTC 版)
「カワサキ・750ターボ」の記事における「モータースポーツ対応」の解説
カワサキは車体の設計段階から750ターボをレースに転用できるよう計画していた。そのひとつがエンジンコントロールユニット(デジタルフューエルインジェクション)のデータで、ある特定の配線を一本切断するだけでブーストアップと噴射燃料増量を行う、レース用の制御データが実装されていた。もう一つはターボチャージャーに走行風を直接導入するインテークダクトで、カワサキ純正レース専用パーツとして車体開発に平行して試作されていた。ターボチャージャー近辺に設けられたアンダーカウルの意匠は、レース専用インテークダクトが接続される空気取り入れ口となる予定だった。これらの情報は公道上で使用することが前提の一般ユーザーには公表されていなかったが、カワサキ内部文書の流出後はユーザーの間で「レースモード」と呼ばれていた。
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