モンケ・テムルとは? わかりやすく解説

モンケ・テムル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 14:24 UTC 版)

モンケ・テムルMängü-Temür、Möngke-Temür、? - 1280年?)は、ジョチ・ウルスの第6代宗主(ハン、在位:1267年 - 1280年?)。バトゥチンギス・カンの長男のジョチの次男)の次男のトクカンの次男。モンケ・テムルは中世モンゴル語発音で、テュルク語発音でマング・ティムールとも呼ばれている。漢語資料では忙哥帖木児、蒙哥鉄木児と表記され[1]ペルシア語資料では مونككه تيمور Mūnkka Tīmūr と表記される。


  1. ^ 元史』巻117,列伝4の朮赤(ジョチ)伝には「朮赤者、太祖長子也……朮赤薨、子抜都嗣。抜都薨、弟撒里答嗣。撒里答薨、弟忙哥帖木児嗣。忙哥帖木児薨、弟脱脱忙哥嗣…」とある。ここでジョチ・ウルス歴代頭首を全て兄弟関係にあるとするのは『元史』の誤謬である。
  2. ^ 宇野1993,89-91頁


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