モハ7870形グループ
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「東武7800系電車」の記事における「モハ7870形グループ」の解説
モハ7870形 (Mc) : 7870 - 7889 クハ870形 (Tc) : 870 - 889 1960年(昭和35年)から1961年(昭和36年)にかけて20編成40両が新製された。最終増備編成はモハ7870-クハ870であるが、これは既に7890系(番台)が存在していたため89の次を70として収めたことによるものである。 本系列の最終型である本グループでは、窓枠のアルミサッシ化、広幅貫通路の採用、落成当初から客室扇風機の配線・取り付け座が設置されているなど、本系列中最も近代的な仕様で落成している。また、モハ7881-クハ881は客用扉に軽合金製のものを試用しており、金属枠固定の扉窓が特徴であった。その他、最終増備車であるモハ7881 - 7889・7870は、衝突事故の際の漏電等二次災害を防止を目的にパンタグラフが連結面側に移され、前面から受ける印象に変化が生じている。制御器は全車東洋製ES567Aを搭載している。なお、本グループで4両固定編成化された車両はない。
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