メルセデス・35PS(1901年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 14:45 UTC 版)
「モータースポーツにおけるメルセデス・ベンツ」の記事における「メルセデス・35PS(1901年)」の解説
「 我々はメルセデス時代に入った(Nous sommes entrés dans l’ère Mercédès) 」 —ポール・メヤン(1901年ニース・スピードウィーク) フランス・ニースに住む実業家であるエミール・イェリネック(英語版)からの要望を受け、1900年末、ヴィルヘルム・マイバッハとパウル・ダイムラーは「メルセデス・35PS(英語版)」(メルセデス・35HP)を完成させ、1901年からレース仕様の35PSが活躍を始めた。 メルセデス・35PSは単に性能が優れていたというだけではなく、旧来の馬車の姿を引きずったデザインから脱却し、乗用車としてあるべき姿を考えて設計され、「その後の全ての乗用車の原型になった」と言われている。 この車両が自動車工学に大きな変化をもたらすものであることは当時の人々にもすぐさま知覚され、フランス自動車クラブ(英語版)(ACF)の共同創設者であり事務総長のポール・メヤン(フランス語版)はメルセデスの先進性を認めて「我々はメルセデス時代に入った」と評した。
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1901年3月に行われたニース・スピードウィークで、メルセデス・35PSがフライングキロメートルで84.9 km/hを記録した(ドライバーはクロード・ロレーヌ=バロー)。当時の自動車の最高速度記録(絶対記録)は電気自動車のラ・ジャメ・コンタント(英語版)による105.88 km/hだったが、メルセデス・35PSによるこの記録は内燃機関搭載車としては最高速度記録となった。
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