メモリー拡張カートリッジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 16:34 UTC 版)
「ニンテンドーDSブラウザー」の記事における「メモリー拡張カートリッジ」の解説
ニンテンドーDSの本体搭載メモリ(4Mバイト)ではワークエリアが足りないため、GBAカートリッジスロットに装着する専用のメモリー拡張カートリッジが製品に同梱されている。 メモリー拡張カートリッジを差し込まず、本ソフトのカードのみを本体に装着して電源を入れても、警告が出て起動しない。また、メモリー拡張カートリッジから任意のソフトウェアを起動するといった利用方法もサポートされていない。メモリー拡張カートリッジの内容は電源を落とすと消去されるため、キャッシュや各種データなどを保存しておくこともできない(ブックマークなどはDS用カードに、Wi-Fi設定は本体に記録される)。 メモリー拡張カートリッジの容量は公表されていないが、Ziff Davisの運営するゲーム情報サイト1UP.comによれば、10MBとなっている。実際にメモリー拡張カートリッジを分解、解析したサイトによると、カートリッジに搭載されている拡張メモリは64Mbit(8MByte)のSRAMであるという。このカートリッジを利用するソフトは本ブラウザのみであり、他の対応ソフトはない。 メモリー拡張カートリッジにはニンテンドーDS用のNTR-011と、ニンテンドーDS Lite用のUSG-007がある。DS用のNTR-011は本体から1cmほどはみだすもののDS Liteにも装着できるが、USG-007は初代DSには装着できないという違いがある。また、ニンテンドーDSiではGBAカートリッジスロットが廃止されたためいずれも装着できず、本ソフトも起動できないため、ニンテンドーDSiブラウザーを使用する。
※この「メモリー拡張カートリッジ」の解説は、「ニンテンドーDSブラウザー」の解説の一部です。
「メモリー拡張カートリッジ」を含む「ニンテンドーDSブラウザー」の記事については、「ニンテンドーDSブラウザー」の概要を参照ください。
- メモリー拡張カートリッジのページへのリンク