メディア事業会社への転身
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 23:43 UTC 版)
「Geeknet」の記事における「メディア事業会社への転身」の解説
IPO直後のVA Linux Systems社は、2000年2月3日にAndover.net社を買収した。Andover.net社は、Slashdot、Freshmeat、ThinkGeekといった人気サイトを保有し、VA Linux社の株式公開の前日に同じくNASDAQに上場を果たしていたが、このAndover.netの組織に、VA Linuxがコンペで競り落としたLinux.com、ならびに1999年11月に運営を開始したSourceForge.netの運営を移し、Open Source Development Network社という子会社が設立されることになる。Open Source Development Network社は、その後にOpen Source Technology Group社へと社名変更を行い、2007年までメディア事業の子会社として独立運営されている。 2007年4月にVA Software社がソフトウェア事業を売却したことにより、全ての事業が消滅したVA Software社は、翌5月にOpen Source Technology Group社と合併を行い、SourceForge, Inc.へ社名を変更することになるが、これにより事実上、親会社が消滅し、子会社が親会社に代わって上場会社として存続することとなった。この時点で、法人としてのSourceForge社は、VA Research社から繋がる企業であるが、事業の連続性は無くなっている。 2009年3月に、Linux.comをLinux Foundationへ売却した。また、2009年11月には、SourceForge, Inc.からGeeknet, Inc.へと社名変更を行った。
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