Open Source Development Networkとは? わかりやすく解説

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Open Source Development Network

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/02 18:42 UTC 版)

OSDN株式会社
OSDN Corporation
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
116-0013
東京都荒川区西日暮里4-21-12
クリスタルビル4F
設立 2007年8月
業種 情報・通信業
法人番号 3011501016423
事業内容 オープンソース開発者を中心としたユーザ向けのニュース、雑談、コミュニティサイトの運営
代表者 代表取締役社長 佐渡秀治
資本金 4500万円
主要株主 佐渡秀治 (100%)[1]
外部リンク osdn.co.jp
特記事項:2020年11月27日に登記記録が閉鎖
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OSDN株式会社は、かつて存在した、オープンソース開発者と利用者のためのオンラインメディアネットワークOSDNやスラドを2020年2月1日まで運営していた日本企業。OSDN株式会社は2020年11月27日に法人登記記録が閉鎖された。

OSDNはアメリカのメディア企業であるGeeknet, Inc.が運営するサイトの日本語版となっていたが、2015年5月よりSouceForge.jpから名称を変更し、OSDN株式会社による運営へと移行した。

概要

OSDNは、2001年にVA Linux Systems Japan株式会社のOSDN事業部によって開始された。最初のWebサイトは、2001年5月に正式運営を開始したSlashdot Japanであり、その後、2002年4月にオープンソース開発者のリポジトリサイトであるSourceForge.JP、2003年4月にLinuxとオープンソース関連の話題を扱うニュースサイトのjapan.linux.comの運営を開始した。japan.linux.comは2006年6月にOpen Tech Pressにサイト名を変更し、2008年9月1日にSourceForge.JP Magazineにサイト名を変更した。

2007年9月1日にVAリナックス社から事業部が分離、独立し、OSDN株式会社となっている。2010年6月、事業部が独立した際にOSDNの100%の株式を保有した株式会社サンブリッジが、OSDNの全株式を佐渡秀治へ譲渡し[2]、会社も西日暮里へ移転した[3]

かつてはSouceforgeの日本語版としての立ち位置であったが、「全てのオープンソースとITを中心としてテクノロジーを愛するコミュニティに寄り添う」というOSDN社の事業方針と米Dice Holdingsとの事業方向性の乖離が大きくなり、SouceForge.jpとSlashdot Japanそれぞれのサイト名称をOSDNとスラドに刷新し、独立運営への道に至ることとなった[4]

2020年2月1日、OSDN株式会社は全事業を株式会社アピリッツに譲渡し[5]、2022年までOSDNの各サービスは同社のもとで運営され、その後、中国企業の开源中国(OSCHINA)に譲渡された。[6][7]

2020年11月27日、OSDN株式会社の法人登記記録が閉鎖。

Webサイト

スラド(旧Slashdot Japan)[8]
IT、オープンソース、科学、その他雑多なのニュースを扱うフォーラム。
OSDN(旧SourceForge.JP)
オープンソース開発者に無料の開発リポジトリを提供するサービス。
OSDN Magazine(旧SourceForge.JP Magazine)
オープンソースとLinuxを中心としたニュースサイト。

関連項目

脚注

外部リンク




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