メタンハイドレートとは? わかりやすく解説

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メタンハイドレート(めたんはいどれーと)(methane hydrate)

メタン水分子結合による次世代エネルギー資源

メタン分子低温かつ高圧の状態で水分子化合してできるゼリー状または粉雪状の化学物質のこと。石油石炭といった従来化石燃料代わる次世代エネルギー資源として期待されている。

メタンハイドレートは、水和物として燃えやすいメタンガス閉じ込められているため、「燃える氷」と呼ばれることがあるメタン自体は非常に強い温室効果ガスだが、燃焼後には二酸化炭素が残るだけなので、環境への負荷が低いと考えられている。

プランクトン死骸などが堆積する海底では、低温かつ高圧の状態が実現することから、自然にメタンハイドレートを生み出している。日本近海には、このようにしてできたメタンハイドレートが広く分布していると推定されている。

経済産業省2001年メタンハイドレート開発計画策定しエネルギー資源としての実用化推進している。東京大学海洋研究開発機構などの研究チーム20日新潟県上越市沖の日本海海底深部にメタンハイドレートが深さ100メートル柱状存在していると発表した

(2006.02.22掲載





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