メタルヘッド・マキシマム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/02 14:19 UTC 版)
「メタルヘッド」の記事における「メタルヘッド・マキシマム」の解説
2000年にゲーム・フィールドよりB5判書籍にて発売された、メタルヘッドシリーズ第二弾が『メタルヘッド・マキシマム』である(以後、『マキシマム』と表記する)。ゲームデザインは高平鳴海とファーイースト・アミューズメント・リサーチ。 『無印』のエッセンスを受け継ぎつつ、ルールを簡略化の方向で整理しなおしたシリーズである。『マキシマム』の基本ルールブックは、『無印』の全製品のルールとデータをまとめなおし取捨選択して一冊にしたものであり、ルールブックの各章には『無印』のサプリメントの名前がそのまま章題に使われている。なお、『無印』で発売が予告されつつも立ち消えとなった「バウンサーエキスパンション」も章のタイトルに使われている。 『マキシマム』は『無印』から10年後である2160年代を舞台にしている。この時代では、「都市」「荒野」に続く第三勢力「月世界」が登場し、彼らが地球に間接的にもたらすことになったオーバーテクノロジーが世界のバランスを大きく揺るがすようになっている。月世界のオーバーテクノロジーは「パンドラ」と呼ばれ、これを手に入れたプレイヤーキャラクターは通常ではありえないほどの圧倒的な力を持つようになる。パンドラは『マキシマム』の製作を担当したF.E.A.R.社製のTRPGによく見られるヒーローポイント的なリソースであるとも言え、『無印』とのもっとも大きな違いとなっている。 ゲームサポートについては2001年にサプリメントが一冊発売されたきりではあるのだが、ゲーマーズ・フィールド誌で2008年までサポート記事が連載されていた。 製品リストメタルヘッド・マキシマム(基本ルール) マインドクライム(追加データ&シナリオ集)
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