メグズ郡 (オハイオ州)とは? わかりやすく解説

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メグズ郡 (オハイオ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/14 00:18 UTC 版)

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オハイオ州メグズ郡
郡のオハイオ州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1819年4月1日[1]
郡名の由来 リターン・J・メグズ・ジュニア
郡庁所在地 ポメロイ
最大の村 ミドルポート
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

1,121 km2 (433.00 mi2)
1,114 km2 (430.10 mi2)
8 km2 (2.90 mi2), 0.67%
人口
 - (2010年)
 - 密度

23,770人
21人/km2 (55.3人/mi2)
標準時 東部: UTC-5/-4
人口推移
人口
1820 4,480
1830 6,158 37.5%
1840 11,452 86.0%
1850 17,971 56.9%
1860 26,534 47.6%
1870 31,465 18.6%
1880 32,325 2.7%
1890 29,813 −7.8%
1900 28,620 −4.0%
1910 25,594 −10.6%
1920 26,189 2.3%
1930 23,961 −8.5%
1940 24,104 0.6%
1950 23,227 −3.6%
1960 22,159 −4.6%
1970 19,799 −10.7%
1980 23,641 19.4%
1990 22,987 −2.8%
2000 23,072 0.4%
2010 23,770 3.0%

メグズ郡(メグズぐん、: Meigs County)は、アメリカ合衆国オハイオ州にあるである。2010年国勢調査によると、郡内の人口は23,770人であり、2000年と比して698人 (3.0%) 増となっている[2]郡庁所在地はポメロイ。郡名は第4代オハイオ州知事リターン・J・メグズ・ジュニアにちなんだものである[3]

地理

2010年の国勢調査によると、郡の総面積は1,121.5km²である。このうち陸地が1,114.0km²(総面積比99.33%)、水域が7.5km²(総面積比0.67%)である[4]オハイオ川が郡東部から南部にかけての境界線となっている。

メグズ郡は、アパラチア山脈地帯の一部であるアパラチア高原に広がっている。山脈中の高地の例に漏れず、その地勢は起伏が激しい。高いところでは北西部の海抜298メートル、低いところでは中南部のオハイオ川沿岸地域の163メートルと、高低差がある。郡の大部分は、オハイオ川の支流であるシェイド川およびリーディング・クリークの流域である。郡の北西端にはラクーン・クリークが流れている[5]

19世紀後半以来炭鉱が主要な産業となっている。露天炭鉱、地下炭鉱ともに存在したが、そのほとんどが1990年代までに操業を停止した。郡の景観には、炭鉱産業の影響が今日もまだ見られる状態である。高い土壁やボタ山など、採掘の過程で人為的に形成された地形が、当時のまま残されている。

隣接する郡

気候

メグズ郡の気候は湿潤大陸性気候に分類されると考えられている。夏は蒸し暑く、冬は冷え込み雨雪も多い。年間平均降水量は1,041mmで、特に集中する月はない。7月の平均最高気温は摂氏25度前後で、平均最低気温は摂氏15度強である。夏場に摂氏32度を越えるのは珍しくない。1月の平均最高気温は摂氏5度前後で、平均最低気温は氷点下5度前後である。ほぼ毎年、氷点下17度(華氏0度)前後、ときにはそれ以下を記録する日がある。年間平均降雪量は500mmから630mmで、11月下旬から4月第1週まで続く。

オハイオ川周辺の渓谷地帯は、河川の影響による微小気候下にあり、他の地域と比べて寒暖の差が小さく、このため、植物の成長期も長く続く傾向がある。他の微小気候地域としては、郡中に点在する小渓谷の、寒気溜りと呼ばれる地域がある。ここでの夜間の気温は、たびたび周辺地域よりも低くなる。

人口統計

2000年の国勢調査当時[6]、郡内には23,072人、9,234世帯、6,574家族が居住している。人口密度は21人/km²である。10,782戸の家屋があり、家屋密度は10戸/km²である。人種別に人口分布を見ると、白人が97.73%、黒人またはアフリカ系が0.69%、先住民が0.27%、アジア系が0.10%、その他0.25%、混血が0.96%である。ヒスパニック系またはラテン系は0.6%を占める。

9,234世帯中、18歳未満の子供を含む世帯は31.20%、夫婦が同居する世帯は56.90%、配偶者のいない女性を世帯主とする世帯が10.00%、家族でない世帯が28.80%である。全世帯のうち25.00%が単身世帯であり、65歳以上の独居世帯が11.70%である。1世帯の平均人数は2.47人で、1家族の平均人数は2.94人である。

世代別の人口分布を見ると、18歳未満が23.90%、18歳以上24歳以下が8.40%、25歳以上44歳以下が27.70%、45際以上64歳以下が25.20%、65歳以上が14.80%という構成になっている。中央値年齢は39歳である。女性100人あたりの男性は94.70人で、18歳以上の女性100人あたり男性は92.80人である。

世帯当たりの平均年収は27,287ドルであり、家族あたりの平均年収は33,071ドルである。男女別に見ると、男性30,821ドルに対し、女性19,621ドルとなっている。一人当たりの収入は13,848ドルである。14.30%の家族および19.80%の個人が貧困線を下回っている。ここには18歳未満の26.30%および65歳以上の14.50%が含まれる。

教育機関

  • メグズ・エレメンタリースクール
  • メグズ・ミドルスクール
  • メグズ・ハイスクール(ポメロイ)
  • イースタン・ハイスクール(リーズビル)
  • サザン・ハイスクール(ラシーン)

自治体

メグズ郡の地図。郡区と自治体を示す。

  • ミドルポート
  • ポメロイ
  • ラシーン
  • ラットランド
  • シラキューズ

郡区

  • ベドフォード郡区
  • チェスター郡区
  • コロンビア郡区
  • レバノン郡区
  • レタート郡区
  • オリーブ郡区
  • オレンジ郡区
  • ラットランド郡区
  • セーレム郡区
  • ソールズベリー郡区
  • シピオ郡区
  • サットン郡区

法人化されていないコミュニティ

  • チェスター
  • ダーウィン
  • ラングスビル
  • ロングボトム
  • ポートランド
  • リーズビル
  • タッパーズブレインズ

保護区

  • フォークトラン州立公園
  • シェイドリバー州立公園

出身有名人

参考文献

  1. ^ Ohio County Profiles: Meigs County (PDF)”. Ohio Department of Development. 2007年6月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年4月28日閲覧。
  2. ^ Meigs County QuickFacts”. United States Census Bureau. 2011年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月16日閲覧。
  3. ^ Smith, S. Winifred. “Return J. Meigs, Jr.”. Ohio Historical Society. 2012年2月5日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年3月11日閲覧。
  4. ^ Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。
  5. ^ Ohio Atlas & Gazetteer. Yarmouth, Me.: DeLorme. (1991). pp. 79-80, 87. ISBN 0-89933-233-1. 
  6. ^ American FactFinder, United States Census Bureau, http://factfinder.census.gov 2008年1月31日閲覧。 

座標: 北緯39度05分 西経82度01分 / 北緯39.08度 西経82.02度 / 39.08; -82.02




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