メキシコ駐在時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/18 06:40 UTC 版)
「ジョエル・ロバーツ・ポインセット」の記事における「メキシコ駐在時代」の解説
ポインセットは1822年から1823年まで駐メキシコ特使を務め、1825年に初代駐メキシコ公使として任命を受けた。その際、大統領からメキシコ国内で混乱を起こし、その混乱に乗じてアメリカ合衆国が乗っ取る計画も含まれていた。ポインセットは反政府側に付き、政治的混乱を焚き付けたが、やがて政府軍にその活動を見破られ国外退去の処分となった。アメリカ合衆国に戻るときに南部の街タスコを訪れた。その際、冬場に赤い花を咲かせるトウダイグサ科の植物を発見し、アメリカ合衆国に持ち帰り、広めた。その後この植物の花は、クリスマス時期に咲く赤い花として世界的に普及していった。この植物は、ポインセットの名に因んで、ポインセチアと命名された。
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