ムル‐せき【ムル石】
読み方:むるせき
⇒ムライト
ムル石(Mullite)
Funtanafigu Quarry,Marrubiu,Mt. Arci,Oristano Province,Sardinia,Italy
Al4+2xSi2-2xO10-x 画像の幅約2.5mm、5.2cm
白色~茶褐色をした針状結晶の球状集合体がムル石(ムライト)です。
母岩の空隙に小さな球状集合体が観察できます。
ムライト
(ムル石 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/10 14:55 UTC 版)
ムライト(Mullite、ムル石あるいはマル石)とは単鎖構造を持つアルミノケイ酸塩鉱物、すなわち酸化アルミニウムと二酸化ケイ素の化合物。化学式は3Al2O3·2SiO2〜2Al2O3·SiO2、またはAl6O13Si2で表される。スコットランドのマル島(Isle of Mull)で産出する事からムライト(mullite)と名付けられた。酸化アルミニウム、二酸化ケイ素は地殻中に非常に豊富に含まれるが、ムライトは天然にはほとんど存在しない(ブッカイト中に産する)。なお磁器の中ではごく普通に生成されており、ムライトを主要構成物とするものを特にムライト磁器と呼び、るつぼなど化学用品に使われている。
- 1 ムライトとは
- 2 ムライトの概要
ムル石と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- ムル石のページへのリンク