ムハンマドのセックス観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 16:06 UTC 版)
「イスラーム世界の性文化」の記事における「ムハンマドのセックス観」の解説
ハディースには、現世におけるセックスに関するムハンマドの認識や態度を記したものがいくつか存在する。 ブハーリーの真正集によれば、ムハンマドは禁欲や去勢というものに対し否定的であり、いくつかのハディースで性欲を否定的に見る信者に対し、自分も神の使徒でありながら女性と結婚しセックスをしていること等を挙げながら、禁欲や去勢を戒めている。 またムハンマドは一晩に数人の女性と連続で性行為を行ったことがあるなど、性的能力の高い男性であったという伝承がある。あるいは信者の一人が結婚を報告した際、ムハンマドはその信者に娶ったのは結婚経験のある女か処女かと聞き、信者が(結婚したのは)結婚経験のある女であると答えると、もし処女を娶っていればお互いにセックスを楽しめただろうにと忠告した伝承も存在する。 また、ムスリムの真正集によれば、ムハンマドはある日美しい女性を見て彼女とセックスしたいという欲望に駆られ、その足ですぐ家に戻り妻の一人ザイナブとセックスをした。ムハンマドは事が終わった後教友(サハーバ)達の所に赴き、女性は男に性欲を喚起させる悪魔(シャイターン)のような存在であるのだから、女性を見て彼女に欲情した時はすぐに妻のところに赴き性交することで情欲を抑えるように説教したとされる。
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