ムスタファパシャ‐モスク【Mustafa Pasha Mosque】
読み方:むすたふぁぱしゃもすく
ムスタファ・パシャ・モスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 08:49 UTC 版)
「スタラ・チャルシヤ」の記事における「ムスタファ・パシャ・モスク」の解説
詳細は「ムスタファ・パシャ・モスク」を参照 ムスタファ・パシャ・モスクは1492年にムスタファ・パシャ(Mustafa Paşa)によって建てられたものである。バザールの上、カレ要塞の近くに建てられており、かつてはこの場所にキリスト教の聖堂があった。マケドニア有数の美しいイスラム建造物のひとつとして知られ、モスクにはムスタファ・パシャの墳墓、彼の娘たちの石棺、水飲み場や、その他の併設されていた建物の残滓が残されている。 モスクは四角形で主ドームの直径は16メートルある。ポーチは4本の支柱に支えられ、鍾乳石で装飾されており、3つの小さなドームがその上を覆っている。内装にはイスラム書道などの装飾が施されている。ムスタファ・パシャ・モスクのミナレットは石灰岩で作られており、42メートルの高さがある。 ムスタファ・パシャ(Mustafa Paşa)は6角形の大理石の墳墓(テュルベ)に埋葬されており、8角形の墓石の上はドーム状の屋根に覆われている。モスクの4つの壁の2つにはペルシア語の碑銘があり、ムスタファ・パシャの4人の娘のひとり、ウミ(Umi)の石碑の装飾にも同様の碑銘がある。モスクの庭にはバラが咲いており、モスクが高台にあることもあり、バザールの特徴的な景観を作り出している。
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