ミュージックビデオと邦バンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 21:22 UTC 版)
「日本の音楽雑誌」の記事における「ミュージックビデオと邦バンド」の解説
1981年、米国においてミュージックビデオチャンネル「MTV」が登場し、MTVは「(ミュージック)ビデオがラジオスターを殺した」(ラジオ・スターの悲劇) という曲を流し続けた。また、日本でもテレビ放送において洋楽のミュージックビデオが取り上げられるようになった。1981年、テレビ朝日系列の地上波でベストヒットUSAが開始され、1984年、朝日放送テレビで米国の音楽番組「MTV」の放送が行われた (MTVジャパン#MTV JAPAN開始以前)。 1985年、EPIC・ソニー所属の佐野元春を皮切りに邦ロックバンドにおいてもMVが作られるようになり、EPIC・ソニーは日本のメジャー系ロックバンドを盛り上げていった。一方、同年NHKは、テレビにおいて日本のインディーズ系バンドを取り上げるドキュメンタリー番組「TV-TV インディーズの襲来」を放映し、日本のインディーズバンドにも注目が集まった。これらにより洋楽に代わって邦バンドが盛り上がるようになっていった (第二次バンドブーム)。1988年、CBS・ソニー出版は雑誌「WHAT's IN?」を創刊した。また、プレイヤー向け雑誌としては同年に宝島社が「バンドやろうぜ」を創刊し、1989年にシンコーミュージックが「GiGS」を創刊した。
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