MINIX
オランダのアムステルダム自由大学の教授であるAndrew S. Tanenbaumが教育用に開発したUNIXライクなオペレーティングシステム。
同氏の著書『Operating Systems: Design and Implementation,1987,Prentice-Hall』(邦訳:オペレーティングシステム――設計と理論およびMINIXによる実装:プレンティスホール出版刊)にて広く世間に知られるようになり、これを利用する人々も現れた。その1人が、Linuxの開発者であるLinus Torvaldsであり、ネットニュースでLinusとTanenbaumがマイクロカーネルについて論争したことが記録されている。なお、MINIXは、現在MINIX 3となり、インターネットから入手可能である。ソースコードが公開されているため、オペレーティングシステムの構造や原理を学ぶ際の教材として、あるいは自身でさまざまな改造が可能なものとして依然、利用されている。
関連見出し
Linux
URL
The MINIX 3 Operating System(http://www.minix3.org/)

MINIX
MINIXとは、オランダのアムステルダム大学教授であるタネンバウム(Andrew Tanenbaum)によって、UNIXを理解するための教材用として開発されたUNIX互換OSの名称である。
MINIXは当初、タネンバウムの著書である『オペレーティングシステム-設計と理論およびMINIXによる実装』でソースコードが公開されていたが、改良したソースコードの公開には制限があった。その後、2000年以降にオープンソースソフトウェア(OSS)として公開されている。
なお、Linuxを開発したリーナス・トーバルズは、MINIXに触発され、これをきっかけにLinux開発へ着手したとされている。
参照リンク
The MINIX 3 Operating System - (英文)
UNIX: | LI18NUX Linux Foundation Machマイクロカーネル MINIX MkLinux named NetBSD |
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