ミドルレンジモデル
ミドルレンジモデルとは、コンピューターシステムや機器において、価格と性能とのバランスが最重要視された、いわば中堅クラスの製品のことである。
多くのユーザーにとっては不足のない性能を持ち、ある程度の期間は特別な追加投資を行わなくても充分に使用することができる。その一方で価格も、必ずしもお値打ちであるとは言えないが、しかし手の出る価格帯に収まっている。ただしパソコンの場合、大手メーカー製品では、プレインストールされたアプリケーションソフトのライセンス料や流通経費などが上乗せされるため、いくぶん価格は割高になりがちである。サーバーコンピューターにおいては、ミドルレンジマシンは大企業の各部署に置かれるか、あるいは中堅企業の基幹業務に用いられるクラスであるといえる。
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