ミツワ電器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 18:27 UTC 版)
「ルーズヴェルト・ゲーム」の記事における「ミツワ電器」の解説
坂東 昌彦(ばんどう まさひこ) 社長。売れ筋の他社の商品を真似て、さらに安いコストで生産するという方法で事業を拡大する。自社の商品開発能力の不足を痛感し、さらに東洋カメラに納入するイメージセンサーの開発で青島製作所と競合することを恐れ、青島製作所との合併で、競合相手を取り除き、商品開発能力も手に入れようと画策する。諸田と組み、青島製作所に圧力をかけ続けていたが、青島製作所が合併を拒否し、さらに青島製作所が予想より早く新型イメージセンサーを開発させたことでイメージセンサー部門への新規参入に失敗。諸田からも切り捨てられた。 村野 三郎(むらの さぶろう) 野球部監督。常に勢いのある方につく日和見主義者。青島製作所野球部の監督だったが、自分を推薦してくれた日本野球連盟の理事に何のあいさつもないまま、主力二選手を引き抜いてミツワ電器に寝返り、野球部監督に就任する。青島製作所野球部の実力を侮り、油断したため、都市対抗野球大会東京地区予選決勝で青島製作所に敗退。さらにミツワ電器の業績悪化に伴い、野球部も廃止されて、失職。キド・エステート野球部新設の噂を聞き、城戸に自分を売り込みに行くも、一蹴された。 如月 一磨(きさらぎ かずま) 野球部投手。高校時代は沖原の一年先輩で、沖原を執拗にいじめぬき、沖原に殴られる。自分の親が野球部監督と親しかったため、沖原に全責任を負わせて、沖原を野球部から放逐し、自らはミツワ電器野球部のエース投手におさまっていた。陰険かつ卑劣な性格で、沖原が再び野球の世界に戻ってきたことを知ると、村野と共にマスコミに沖原の悪評をばらまいた。プライドが高く、得意の投球を打たれると途端に動揺する。ミツワ電器野球部廃部後はドラフト下位でプロ野球球団の二軍にかろうじて潜り込む。
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