マールブルク‐がくは【マールブルク学派】
マールブルク学派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 15:24 UTC 版)
ヘルマン・コーエンがマールブルク大学で教鞭をとり、学派を形成したに由来する呼称である。コーエン、パウル・ナトルプ、エルンスト・カッシーラーらのマールブルク学派は科学的認識の基礎づけを試み、空間・時間をも直観でなく思考のカテゴリーと見た。 後に離反したニコライ・ハルトマンのほか、ガダマーやブルーメンベルクにも少なからず影響を与えている。また、意外かもしれないが、初期のルドルフ・カルナップにも影響を与えている。 ハルトマンの後任にハイデッカーが選任されると、1920年代なかばに衰退していった。
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