認識論、科学史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 22:14 UTC 版)
「エルンスト・カッシーラー」の記事における「認識論、科学史」の解説
ベルリン時代に執筆された『認識問題』(1906-07)では中世思想から近代思想での認識論の問題を軸に論じ、『実体概念と関数概念』(1910)では近代的な科学の認識論的な転回として、実際に見ることの出来る、実体概念から、関数的な記述によってのみ捉えられる、関数概念への移行を分析した。これらの哲学史・思想史的な著作により、マールブルク学派とは一線を画していった。
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